Warning: Attempt to read property "post_status" on null in /home/polepro/polepro.blog/public_html/wp-content/themes/xwrite/lib/block-pattern.php on line 38
次の悩みに答えます

未経験からついにエンジニアとしての内定をゲット!
入社までの2か月で、どのような勉強をしたらいいのかな?

未経験からエンジニアを目指す転職活動は決して楽ではなかったかと思います。

そのような中、見事に内定を勝ち取り、おめでとうございます。

転職にあたっては、前職の有給休暇の取得期間も含めると、1か月以上の自由期間があることも珍しくありません。

未経験からIT業界に入る場合、入社後に仕事についていけるよう、この期間に勉強しよう、と考えるかもしれませんね。

そこで、この期間を有意義に過ごせるよう、どのような勉強をすればよいのか、僕自身の経験をもとにまとめてみました。

Koki

あぁ、もっとこうしたらよかった。。。みたいな僕の後悔も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の信頼性

以下の経験に基づき、記事を書いています。

  • プログラミングを独学し、30代で未経験からSIerに転職。
  • 前職の有休消化期間も合わせ、およそ2か月の自由期間がありました。
  • その期間の過ごし方について、ちょっぴり後悔しています。

転職に伴う自由期間を有意義に

転職にあたっては、前職の有給休暇の残数を取得できた場合、1か月以上の自由期間がある場合もあります。

未経験からIT業界に入る場合、この期間を使って入社後にバリバリ活躍できるよう準備しておきたい、と感じるでしょう。

実際、僕も製造業からシステムエンジニアに転職した際、1か月半程度の自由期間がありました。

しかし、経験してみて思うのは、仕事から解放された自由な1~2か月は、あっという間に過ぎてしまいます。

一方、事前学習に取り組むにしても、学ぶべきことは膨大。

どれも中途半端になってしまってはもったいないですよね。

そこで、僕自身の実体験をふまえて、入社前のこの時期に取り組んでおいたほうが良いことを5つ紹介します。

Koki

何から取り組めばよいかわからない、という場合に、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

入社までにするべきこと 5選

未経験からIT業界に内定した場合、入社日までの間、以下のようなことに時間を費やすのがおすすめです。

  • システム開発の概要を学ぶ
  • プログラミングの勉強
  • これまでのキャリアの棚卸し
  • 自室環境を整える
  • リフレッシュ、家族サービス(←これが一番大事!!)

システム開発の概要を学ぶ

入社後は即戦力として、プロジェクトに配属され、システム開発の現場に入っていくことになります。

現場ではプロジェクトごとに様々な慣習やルール、業務フローがあります。

一方で、システム開発の世界で一般的に使われている用語や概念もあります。

例えば、システム開発にはどのような工程があるのか、開発作業やテストはどのような手順で進められるのか、工数や予算はどのように見積もりされているのか、といった内容です。

これらはしっかり理解、整理しておいたほうが良いですね。

こうしておくことで入社後に専門用語であたふたすることも減るでしょうし、指示された自分の役割やポジションを認識しやすくなります。

業界入門者向けに、システム開発の概要フローをわかりやすくまとめた書籍が多数あるので、必ず一冊は読んでおくべきです。

僕は、以下の書籍がわかりやすかったです。

プログラミングの勉強

プログラミングに携わる場合、使用する言語の勉強はしておいたほうがいいです。

これまでプログラミングを学んでいたとしても、個人の趣味レベルで理解していた内容では、業務で求められるレベルとギャップがある可能性もあります。

業務レベルのプログラミングでは「動作速度」「メモリ消費量管理」「無駄が無くわかりやすい実装」などの高度な知識が求められます。

この機会に、もう一度プログラミング知識について振り返っておくと良いかと思います。

入社後に使用する予定の言語がわかっている場合は、その言語の中級以上の技術書で学べば良いかと思います。

現時点ではどの言語をメインで使用するかわからない場合は、開発現場で最も使われる機会の多いJavaを学んでおけば良いかなと思います。

Koki

僕も、内定から入社までは主に、Javaの勉強をしていました。

これまでの業務経験の棚卸し

業界未経験とはいえ、中途採用として会社に入れば、これまでバリバリやってきた人と変わらず、即戦力です。

でも、プログラミングやITスキルで、すぐに実力で勝負していくことは流石に難しいです。

そこで、これまでの業務経験を活かしてプロジェクトに貢献しながらスキルを磨いていく、というアプローチがおすすめです。

異業種の業務経験という視点は、IT企業にとっては中途入社者しか持たない視点であるので、これを活かしていきます。

例えば製造業のお客様とのプロジェクトで、「この改修要望はなぜ必要なんだろう……??」とプロジェクトメンバーが悩んでいたとします。

製造業を経験したことがあり、生産ラインの仕組みなどを理解していれば、「もしかするとそれは……」、とアドバイスできる可能性がありますよね。

このように、入社後にそれまでの業務経験を活かしていけるよう、キャリアをじっくり振り返り、経験を整理しておくと良いかと思います。

入社後はプロジェクトに配属される形となりますが、その過程でもこれまでの経験を問われる場合がありますので、しっかり振り返ってアウトプットできるようにしておくことがおすすめです。

自室環境を整える

この期間を利用して、自室の作業環境を整えておくことも大切です。

なぜなら、今日のエンジニアはリモートワークの場合も多く、また勤務時間外でもスキルアップのための勉強は必須なので、必然的に自室のデスクで過ごす時間が長くなるためです。

Koki

意外と見落としがちですが、リモートワークではWeb会議でのコミュニケーションが日常です。カメラをオンにしたとき、背後に生活感が映り込まないようなデスク配置にしておくと安心ですね。

部屋の片付けや作業に集中できるレイアウト作りはもちろん、以下のようなポイントもチェックするべき。

  • デスクやチェアは身体に合っており、長時間作業しても快適か
  • ディスプレイのサイズや枚数は適切か
  • 照明の明るさは問題ないか
  • (自分のパソコンを作業に用いる場合)パソコンのスペックは要求水準を満たしているか

もし不足しているものがあれば、初期投資と思ってこの機会に揃えてしまうのがおすすめです。

リフレッシュ、家族サービス

そして、何より大切だと思うのは、この期間を利用して心身ともにリフレッシュすること。

憧れのエンジニアへの夢が叶い、プログラミングや技術スタックの勉強をしたくなる気持ちもわかりますが、特に未経験からのキャリアチェンジの場合、入社しばらくは勉強漬けの日々になります。

そうなっても前向きに取り組めるよう、前職での疲労やストレスは完全にリセットして、新職場に向かうべきです。

僕がSIerに中途入社した際、同期入社の方の中には、有給期間を利用して日本一周のツーリングの旅に出掛けてきた、という方もいました。

家族がいる方は、この機会にたっぷり家族サービスする、あるいは長期旅行に出掛ける、なんてのもおすすめ。

転職は少なからず家族にも心配とストレスをかけるものですし、入社後しばらくは忙しくて家族との時間も減ってしまうかもしれません。

Koki

僕は未経験からのSIerだったので、「即戦力にならなければ!」という焦りからこの点をおろそかにしてしまい、ちょっぴり後悔しています。

僕の体験談:もっと家族サービスすればよかった

僕は未経験からのSIerだったので、「即戦力にならなければ!」という焦りが特に大きかったです。

そのため、前職場の最終出勤日から新職場への入社の間、必死にプログラミングの勉強をしていました。

しかし今振り返ると、「もっと楽しんでおけばよかった」「もっと家族といろいろ出掛ければよかった」と後悔しています。

なぜなら、勉強は入社後でもできる(というか、せざるを得なくなる)のに対し、時間の自由が効くのは入社前だけだからです。

僕は転職時、妻と2歳になった長男の3人家族でした。

一馬力で家計を支えている状態での未経験業界への転職は、妻にとって不安だったことでしょう。

加えて、転職に伴い、同県内とはいえ転居が生じました。

妻のママ友関係や習い事、長男のお気に入りだった遊び場やお友達、そして入園予定の幼稚園……

それらを僕の都合でリセットしてしまった、とも言えます。

せめてそれらの埋め合わせとして、また子供とべったり過ごせる貴重な期間として、家族サービスに尽くしたり旅行に出掛けたりすればよかったな、とちょっぴり後悔しています。

まとめ:貴重な期間を有効に!

この記事では、以下の内容を紹介してきました。

この記事のまとめ
  • 転職前には、1か月以上の自由期間がある場合も
  • 未経験からのエンジニア内定なら、勉強したい気持ちもあるかと思いますが……
  • この期間を勉強漬けで過ごすのはおすすめしません!!

未経験からのエンジニア転職を勝ち取った場合、即戦力になりたいとの思いから、この期間で事前準備のために勉強したいと思いますよね。

僕もおよそ1か月、一生懸命勉強して入社初日を迎えました。

その期間を振り返って思うのは、入社日をフレッシュな気持ちで迎えることが、何より重要

入社後は嫌でも勉強漬けの日々を過ごすことになります。

正直、業務についていくための勉強はその期間で十分何とかなります。

入社前の期間でやっていた勉強は直接的には業務に繋がっていない、自分を安心させるための勉強だったな……、とすら、今振り返ると感じます。

そこで、この期間を勉強だけで過ごすのではなく、この期間でしかできない、リフレッシュや家族サービスに使ってほしいな、と思います。

Koki

そうして心身ともにフレッシュな状態で入社当日を迎えたほうが、総合的なパフォーマンスは高まると思います!