システムエンジニアってずっとデスクワークで、健康に悪そう。。。
対策はあるのかな?
システムエンジニアになると、一日中パソコンに向き合ってのデスクワークです。
近年はリモートワークの定着により、社内会議やお客様との打合せすらもオンラインなので、なおさらデスクに張り付きがち。
加えて、失敗の許されない作業、絶対守らなければならない納期、仕事後も勉強……
精神面の負荷も大きいです。
そうなると、健康への影響が心配になりますよね。
僕は30代でエンジニアに転職しましたが、(僕自身を含めて)周囲には、運動不足や体重の増加、健康への影響を気にしている方ばかりです。
そこで、これからIT業界を目指す方は、たとえ興味が無くても、何かしらのスポーツを始めておくことをおすすめします。
以下の経験に基づき、記事を書いています。
- プログラミング未経験から、30代で製造業からSIerに転職。
- 転職直後は運動不足で身体がなまり、イライラしてました。
- 日々のランニングで、身体の調子が良くなりストレス軽減、業務効率もアップしました。
エンジニアの勤務実態
エンジニアの勤務実態には、多くの問題があります。
- デスクワークばかりで、運動不足
- ストレスとプレッシャーが大きく、精神を消耗する
- 間食や飲料を取りがち、摂取カロリー過多に
- 仕事後も勉強のため、生活リズムが不規則に
身体を動かす職種の方にとっては、天国のような環境かもしれません。
しかし、これが数十年の長期間、ずっと続くのです。
……やばくないですか?
エンジニアとして活躍していくために、また仕事とか抜きにして充実した毎日を送るためには、心身ともに健康な状態こそが必須条件です。
それさえあれば、他の物なんて何とでもなります。
そこで、IT業界で働く以上、日々のエンジニアリングやスキルアップの前に、自分自身のコンディショニングを意識していかなければなりません。
これからエンジニアを目指す段階の方は、なってしばらくはただでさえ忙しいのですから、今のうちから習慣を作っておくべきなのです。
なぜ運動習慣をつけるべきか
エンジニアの勤務形態により生じる問題は、以下の3つ。
- 運動不足
- ストレス
- 睡眠不足
これらの問題を全て解決してくれる趣味が、身体を動かすスポーツなんです。
運動不足→身体を動かすことで解決
運動不足については、言うまでもありませんね。
ずっと座りっぱなしだと身体が凝り固まって不調に繋がりますが、適度な運動習慣をつけることで解決します。
ストレス→心身ともにリフレッシュできて解決
納期へのプレッシャーや、エラーが解決できず焦りが積もっていると、どうしてもストレスでブラックなメンタル状態になりがちです。
そんなときも、運動習慣があるとリフレッシュのきっかけとなりおすすめ。
運動に集中して強制的に意識を仕事のモヤモヤから切り離すことで、メンタルをリセットできます。
さらに、スポーツ中は仕事から離れて脳がリラックスしている状態となるため、困りごとを解決する思わぬアイデアが浮かぶことも。
そうでなくても、デスクにかじりついていたときは深刻に思えた現状も、一度離れたら「まぁ、何とかなるか!」と切り替えられます。
睡眠不足→心地よい疲労で寝付き、睡眠の質が向上し解決
スポーツに打ち込んだ後は、身体が心地よく疲労しています。
明らかに、寝付きが良くなるんです。
さらに、ぐっすりと眠りが深くなり、睡眠の質も上がります。
翌朝はスッキリ状態。
夜遅くまで作業をして、疲れ果てて布団に入る、というスタイルでは、ストレスで感情が高ぶってなかなか寝付けないですし、眠りも浅くなりがちです。
そうなると翌日の生産性にも影響が出るため、運動習慣をつけて睡眠の向上を図るべきです。
おすすめのスポーツ3選
学生時代から続けている、社会人サークルに入っている等で、既に趣味として続けているスポーツがある方は、そのまま続ければ良いと思います。
一方、スポーツなんてしていないし、あまり興味がない……、という方は、どのような活動を選んでいけばよいでしょうか。
意識すべきポイントは、以下の通り。
- 一人でできる
- お金がそれほどかからない
- 日常的に続けられる
まず何より、一人でできることですね。
チームスポーツの場合、未経験からいきなり始めるのはハードルが高い場合もありますし、近場にスケジュールの合うサークルがあるかどうかわかりませんからね。
また、初期投資がそれほどかからず、気軽に続けられることも重要。
また、習慣にして日々の仕事で凝り固まった身体をほぐし、心身ともに健康な状態を目指すことが目的なので、日常的に無理なく続けられるスポーツであることも大切です。
このような観点から、個人的におすすめするスポーツ種目を3つ挙げてみました。
ランニング
まずは、健康づくりの王道、ランニングですね。
特別な技術や知識は不要で、運動靴さえあれば、今日からでも始められる手軽さが最大のポイント。
全国各地に膨大な数のランニングサークルやコミュニティがあるので、慣れてきたら自分の走力にあったグループに参加してみることで、在宅勤務のエンジニアにありがちな、対人コミュニケーション不足も解消できますよ。
よりどっぷりはまってきたら、マラソン大会に挑戦してみるなど、将来的な楽しみ方も無限大です。
始めやすさ | ◎ | とりあえず運動靴さえあれば、走り出すことはできる。 |
費用 | 〇 | ウェア1万円、ランニングシューズ1万5千円程度から。 |
継続難易度 | ◎ | マラソン大会への挑戦や、ランニングコミュニティへの参加など、モチベーション維持に繋がるイベント多数。 |
Koki
僕も健康維持のため、日々ランニングに取り組んでいます。
筋トレ
ストイックに身体を鍛えたいという方は、筋トレがおすすめです。
本格的に鍛えるならジムに入会するなど費用がかかりますが、最近はトレーニング機器が設置された公園が増えていますし、自室用の筋トレグッズも多く販売されていますから、それらを用いるのも良いかと思います。
肉体の変化を実感できるには相応の努力と期間が必要なので、コツコツと継続する根気が必要です。
始めやすさ | ◎ | 自室で腹筋、からスタート可能。 |
費用 | △ | ジムに通う場合。近所の公園などを利用できる場合は、◎。 |
継続難易度 | △ | 肉体の変化はすぐには実感できず、自分との闘いになる。 |
ボウリング
より競技性を重視したいという方は、ボウリングなんていかがでしょうか。
一人ボウリングはハードルが高いように思えますが、一度やってみると意外と平気です。
ボウリングというと、グループで楽しむゲームという印象が強いですが、ボウリング場では、個人で黙々と投げ続けている競技指向のプレイヤーの方も多いです。
ゲームのたびに費用が発生するのはネックですが、ボウリングは職場や仲間内のレクリエーションとしても定番。
普段から練習しておくことで、いざそのような場に参加することになった際、ヒーローになれるかもしれません。
始めやすさ | △ | 初めての一人ボウリングのハードルは高い。一度経験すれば余裕。 |
費用 | △ | 都度ゲーム費用が発生。 |
継続難易度 | 〇 | サークルに参加したり、家族(特に子供)と一緒に楽しめる。職場や仲間内のレクリエーションで、ヒーローになれる。 |
僕の実体験:ランニング
僕は、30代でエンジニアに転職しました。
それまでは適度にデスクワークが主体でありつつも、定期的に工場に出る製造業だったので、いきなり運動量が減って体が鈍ってしまいました。
そこで、健康維持のためにランニングを開始。
Koki
実は学生時代は陸上部に所属しており、また結婚して子供が生まれるまではランニングを続けていたので、走ることには抵抗がありませんでした。
主に仕事が終わって子供が寝た後の夜間、まれに仕事前の早朝に走っています。
慣れてくるとランニングに出掛けること自体が楽しみになり、ランニングを行うためにも仕事は早めに終わらせようと、仕事効率化への意識がアップしました。
もちろん、身体を動かすことで仕事のモヤモヤやストレスも一掃でき、日々のエンジニアリング生活にメリハリが生じました。
まとめ:運動習慣で長く活躍できるエンジニアに
この記事では、以下の内容を解説してきました。
- IT業界を目指すなら、今のうちから運動習慣を!
- エンジニアは運動量、面と向かってのコミュニケーションが減るので、スポーツを通して心身ともに健康な状態を維持するべきです。
- 一人で続けられるスポーツがおすすめ。
エンジニアは必然的にデスクワークが中心となるため、明らかに運動量が減ります。
また、ストレスとプレッシャーが大きく、精神面の負荷も大きいです。
そのような生活が長期間続けば、心と体の健康を維持できなくなるかもしれません。
そうなっては、プログラミングやエンジニアリングを楽しむどころではないですよね。
よって、エンジニアにとって、運動習慣は必須。
これからIT業界を目指す方は、飛び込んだ直後はただでさえ慣れない環境に適応していくことで大変なので、是非とも今のうちから運動習慣をつけておくことをおすすめします。